キューブ卒業!自家製コンソメ麹

自給自足・手仕事

どうも。しゅんすけです。
みなさんはコンソメキューブ使いますか。ポトフやミネストローネなんかを作るときに、数個溶かせば味が決まってしまう超便利な調味料です。ぼくはよく使っていました。便利だし美味しいし、簡単だし―――。今回は、そんなコンソメキューブの卒業と、新しく導入された「自家製コンソメ麹」についてです。

自家製コンソメ麹

現在我が家にはコンソメキューブはありません。以前までは重宝していて、洋風スープを作るときは完全に依存していました。

はい。それで今回もいつものように「無い」から始まって「作ってみよう」と思い立ち、早速作ってみました。

そもそもコンソメとは、フランス料理におけるスープのひとつらしいです。有名な食品会社が販売しているキューブ状のコンソメにはお肉や野菜のエキスと様々な調味料、食品添加物が含まれています。

我が家の自家製コンソメに入っているのは、米麹、たまねぎ、塩のみです!シンプル過ぎるのもどうかと思いましたが、とりあえずやってみる精神で作ってみたところ「これが美味しい」。

しかも、米麹は自家製のものを使っているので、こちらもゴミが出ないし安心して食べられます。
※米麹作りについてはこちらの記事で紹介しています。

自家製コンソメ麹の作り方

では、自家製コンソメ麴の作り方です。簡単なレシピは以下の通り。
材料
・たまねぎ 300g
・塩 35g
・米麹(自家製) 100g

作り方
①たまねぎを適当な大きさに切り、ミキサーでペースト状にする
②塩と米麹を混ぜる
③①と②を混ぜる
④常温で1日1回かき混ぜる(夏場4~5日、冬場1週間程度で完成)

完成まで時間はかかるものの、作業としては合計しても10分くらいでしょうか。
とても簡単ですので興味のある方はぜひ。

次の写真のコンソメ麹は、4日目くらいです。
色が飴色っぽくなってきているのがわかりますか?ほんのりと麹の甘い香りがしてきて、コンソメ麹自体にとろみがついてきたら完成です。



お湯に溶かしてスープにするもよし。パスタの味付けに使ってもよし。納豆に入れても美味しかったです。

ゴミなし、味よし、面白い

今回最大の発見は「コンソメって作れるんだ」ということです。考えてみれば当たり前のことですが、買うことが当たり前の生活に慣れてしまうと「作る」という考えが頭から抜け落ち「買う物」という認識が強くなってしまいます。
これって全ての物に言えることだよなーと思いました。

でも「買う」という意識が強くなってしまうと、なければあれが作れない、これが足りないと自給自足力が低下してしまいます。

少しの手間をかけることで、美味しくて安心できる調味料を楽しみながら作れることは幸せです。しかもゴミが出ない。個人的にはこっちのストレスから解放されることの方が嬉しいです―――。

ということで今回は、自家製コンソメ麹でした。麹調味料は他にもチャレンジしているので、今後も紹介していきたいと思います。

(しゅんすけ)