ロープの焼き止め ~少しの手間であとが楽になる~

自給自足・手仕事

どうも。しゅんすけです。
昨日のブログで「ロープワークのワークショップ」について報告しましたが、その際に使ったロープは、ぼくが準備しました。

その時、必要な長さに切って末端を処理したんですが「こういう作業って意外とやることないかも?」と思ったので、軽くご紹介させていただきます。(^^)

暮らしの中には、こういったちょっとした技術が隠れています。
そんな小さなことでも、自分でやることができると自信につながったり、日々の暮らしが楽しくなったりします。

今日はそんな小さな技術についてです。
どうぞご覧ください。(^^)

ワークショップで使うロープを切断

はい。ということで、ワークショップで使うロープの切断です。
当日は基本的なロープワークとして4種類の結びを体験してもらいました。
長さは色々あると思うんですが、今回は一人当たり3mのロープを準備。

で、ロープを調達しようと思ったら色々な方法が考えられます。
まず最も手っ取り早い方法が、3mのロープを購入することです。
そうすれば、切断する必要がないので手間が省けます。

次に考えられるのはアウトドアショップなどで取り扱っている量り売りです。
任意の長さに切断してくれて、末端の処理も行ってくれます。

そして最後に考えられるのが、今回ぼくがやった方法で、自分で切って自分で末端処理をする方法です。
一番手間がかかっていますが、任意の長さに切ることができるし自分で作ったという感覚が、よりロープへの愛着を増加させてくれると思います。笑

ロープの焼き止め方法

そして、今回のメインテーマ「焼き止め」です。
そもそも焼き止めとは、切断したロープの末端を処理する方法のひとつで、ナイロン製のロープの端がほつれてバラバラになってしまうのを防ぐ役割があります。

アウトドアとかでよくつかうパラコートとかって、端っこが硬くなっているのを見たことありませんか。
あれが焼き止めです。(^^)

では、やり方を説明します。
まあ、やり方って言うほど複雑なものではないですが・・・。

【ロープの焼き止め】
・ロープを任意の長さに切る
・切ったロープの端にライターなどで火を当てる
・末端が溶け始めたら火を止めハサミの側面など平らな金属に押し当てる(若干押し広げる)
・ロープの端が冷めたら完成

とっても簡単でしょ?笑

とっても簡単ですが、これをやらないと端からロープがほどけてきてしまうので、とっても重要な作業です。

末端処理と一口に言っても色々な方法があります。
今回紹介した焼き止めの他にも、結んで処理する方法、テープでとめる方法、紐で縛る方法などなど・・・。

やり方は違えど目的は一緒です。
どんなロープの末端を処理するかってことでも処理の方法が変わってきますので、ぜひ色々な処理の方法を調べてみてください。(^^)

少しの手間をかければあとが楽になること

はい。今回はロープの焼き止めについてでした。
あんまり日常的な技術ではなかったかもしれないですね。笑

でも、こういったちょっとしたひと手間って、暮らしの中にたくさんあると思っています。
そして、そんなちょっとしたこと程、あとあと大きな代償となる場合が多いとも思っています・・・。

例えば日々の掃除なんて、その代表例じゃないですか?
どんな掃除にも言えることですが、毎日やっていればほんのちょっとの掃除で済むのに、ずっとほったらかしにしていたら後で大掃除しなければならなくなるみたいな・・・。
(身に覚えがあります。笑)

そんな風に、少しの手間をかければあとが楽になることってそこら中にある気がしています。
わかっちゃいるんだけどなかなか手がでない。

まあ、暮らしのことなんで「今日から全部やってみよう」ってなると疲れちゃうかもしれませんが、「手間をかければあとが楽になる」ってことを定期的に思い出しながら暮らしていると、たまに少しの手間をかけられるようになります。

足るを知る暮らしってそういう暮らしでもあるんですよね。(^^)

では、今回は以上です!

(しゅんすけ)