肥料・農薬・除草剤を使わず作ったお米を量り売りで

自然・暮らし

どうも。しゅんすけです。
現在我が家では、お米と大豆を量り売りしてもらっています。秋田県に引っ越してくる前は、毎日食堂さんでお米を買っていたので量り売り可能でしたが、引っ越した先に都合よくそういった店もなかったので、最初はスーパーで普通に買っていました。それが、縁あって肥料・農薬・除草剤を使わないお米作りをしている「ヤマチョウさん」と知り合うことができ、今では安心安全なお米を量り売りで買わせてもらっています。

肥料・農薬・除草剤を使わないお米作り

この写真は我が家のバケツ稲です。

ヤマチョウさんで買うお米は、はじめにも書いたように肥料・農薬・除草剤を使わずに育てたお米です。体にも環境にも優しいお米作りは、食べる人や地球のことも考えられた優しい取り組みです。

未来の子どもたちのために、安心して食べることのできるお米を作るって簡単じゃないですよね。

ぼく自身、食べるものにずっと関心があったわけではないです。独身一人暮らしの時は、スーパーで値段だけを見て、一番安いお米を買ってましたし、コンビニや外食もしょっちゅうでしたね。

でも、子どもが産まれて。自分のことだけじゃなくて、子どもの体のことも考えるようになってから少しずつ関心が高まっていきました。

自分なりに色々勉強してみると、農薬の体への影響だけじゃなく、除草剤や化学肥料が土地、地球に与える影響も考えるように。

特に興味深かったのは微生物のこと。本来土の中には無数の微生物たちがいて、有機物を分解することで、その土地を豊かな土に変えていきます。でも、人間にとって不都合な「雑草」や「害虫」を排除するために、農薬や除草剤をまきます。すると本来土に必要な微生物まで殺してしまうんです。

そしたら次は、化学肥料で不足した栄養を追加する。んー。なんかしっくりこない。なんかこれって「本末転倒」な感じもする。ま、そんな単純な話ではないことは分かっているんですが、感覚としてはしっくりこない。

量り売りは専門店だけじゃない

我が家のライフワークとなっている量り売りですが、全国には様々な専門店があります。でも、日本ではまだまだ数が少なく「興味はあるけど、家の近くにないです」という方も多いかもしれませんね。

でも、量り売りは専門店しかやっちゃいけない販売方法ではありません。公式にできますと公表していなくても対応してくれる場合もあるので、想いがあるなら思い切って聞いてみるのもありです。

それこそ日本も、一昔前までは味噌や醤油、野菜や魚など、どんなものでも量り売りで買えた時代があったはずです。それがいつのまにか逆転してしまっただけで、「現代で量り売りは難しい」とあきらめてしまうのは早いかもしれません。

そもそもぼくは量り売りが好きです。環境に優しいっていうのもあるんですが、なんか楽しくて。自分たちが必要な分だけ買うという行為自体が、まさに「足るを知る」ためのゲームみたいなもんです。これって必要?こんなにはいらないか。など、色々考えながら買い物するのは、小学生の遠足で300円以内のおやつを選んでいる時の感覚です。

いつかは自給したいお米と大豆

それで、今は量り売りで買っているお米と大豆ですが、いつかは自給するぞ!というのが目標です。でも、決意しただけの「いつか」は一生訪れることがないので、期限を切りますね。

「2027年8月31日にお米、大豆を含む野菜や調味料の自給自足を実現させる」

これがぼくのゴールです。

こんな暮らしをはじめてから、お米と大豆のポテンシャルの高さに改めて感心しているわけですが。この2つってすごいですよね。

お米は当然主食ですから、毎日の食卓に欠かせない食材で、我が家では「米麹」「米粉」などにも加工して使っています。

大豆はもっと幅が広くて、「蒸し大豆」「豆乳」「おから」「豆腐」「納豆」「味噌」などなど、おからを使ったハンバーグなんかを入れていけばまだまだありますね。

「この2つあったら生きていけそう」と感じさせてくれるポテンシャルの高さに脱帽です。(ちなみにぼくは、ごはん、みそ汁、納豆があれば満足できるのでいけそうと思っただけです)

はい。ま、そんな野望をカミングアウトしたところで今回は終わりたいと思います。またタイミングを見て、米粉作りや豆乳作りなんかも書いていきますのでお楽しみに。

では「2027年8月31日」に完全自給。乞うご期待!

(しゅんすけ)