きな粉作りから考える昔ながらの知恵

自給自足・手仕事

どうも。しゅんすけです。
昨日、娘と一緒に「おはぎ」を作りました。
ちょうど別の物を作りたくて、もち米を買っていたので。(^^)

で、その時に「きな粉が欲しいなー」と思ったんですが、「大豆あるし作れるかも?」ということで、かなり見切り発車ではありますが、手作りしてみることにしました。笑

作ってみたら「簡単でゴミも出ない。きな粉の香ばしさが良い」感じのきな粉ができあがりました。
簡単にきな粉の作り方も載せているので、興味のある人はどうぞご覧ください。

自家製きな粉の作り方

では、まずはきな粉の作り方からです。
とっても簡単なんで誰でも作れると思いますよ。(^^)

作り方
・乾燥大豆を50gくらい準備する(お好きな量で)
・大豆を乾煎りする
・大豆をお皿等にあげ、粗熱をとる
・ミルサーにかけて、粉末状にしたら完成

もうおしまいです。笑
びっくりするくらい簡単です。

ひとつ注意点としては、大豆の乾煎りは、乾煎り可能なフライパン等を使うことをおすすめします。
我が家では、コーヒー焙煎用の「いりたて名人」という道具でやりました。

※余談ですが、コーヒー焙煎に興味があるなら、いりたて名人おすすめですよ。(^^)

目が二つにはちまき

で、とっても簡単に作り方を説明してしまいましたが、「どのくらい煎ればいいの?」という疑問があるのではないでしょうか。

これは教えてもらった基準があって、それが「目が二つにはちまき」なんです。

先日、食育を大切にしているお店でご飯を頂く機会があって、その時に教えてもらったんですが、

「大豆を煎る時は、大豆に二つの目のような焦げ目がついてきたら、第一段階。その後、大豆の皮が割れて、はちまきを巻いた顔みたいになったら、きな粉用の焙煎がおしまい」

とっても素敵な教え方だと思いませんか?

その方は、子どものころにお母さん?おばあちゃん?にこのことを教えてもらったそうです。

なんか、こんな風に、技術や知識が伝承されていくのっていいなーと思いました。

しかも、今回はそのコツを実践しただけで、満足のいくきな粉を作ることができました!

今回はおはぎにまとわせて食べましたが、きな粉って色々な物に合わせることができるので、これからも時々作りたいなーと思っています。

感覚の大切さ

はい。ということで今回はきな粉作りについてでした。

「目が二つにはちまき」の話もしましたが、改めて感覚を大切にすることは大事だと感じましたね。

当然、データとか、客観的な事実とか、証拠っていうのも大切ではあるんです。

でも、もっと根っこにある自分自身の「感覚」を鈍らせないように日々暮らしていくことも同じくらい大切だと思っています。

この感覚が鈍ってしまうと、それこそ足るを知る暮らしを実践するための対応力がどんどん低くなってしまいます。

「あれがないからできない」
「これは何分焼くの?」とかです。

失敗してもいいんです。
とりあえずやってみる。その中で学んでいけばいいと思っています。

それも、楽しみながらね。(^^)

それができれば足るを知る暮らしは、めちゃくちゃ充実した毎日になります。
だって、いつもワクワクしながら暮らしているから。笑

はい。では今回はこの辺で。

PS.
調べてみると、大豆コーヒーなるものもあるらしい。
ちょうどコーヒー豆を切らしているので、大豆コーヒーにチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。(^^)

(しゅんすけ)