つくしの佃煮 ~春を味わう~

自然・暮らし

どうも。しゅんすけです。
秋田でも日に日に暖かくなってきていますが、全国的にはどんな感じでしょうか。
秋田では桜はもうちょっとかな?という感じですが、様々な植物や虫たちが動き出して春を感じられる季節にはなってきた印象です。(^^)

ということで!
今回は「つくし」についてです!

この時期になるといたるところで目にするつくし・・・。
最近は色々な山菜&野草にも興味があって、本なんかで調べているんですが、このつくしも食べることができるんです!

そういったマインドになってから、散歩してても道端の雑草が食料に見えて仕方がない。笑

はい。
では、今日はそんなつくしについて、意外と知られていない?秘密と佃煮を作って食べた話です。(^^)
どうぞご覧ください。

つくしという植物はない?

まず、まずですよ。
つくしっていう植物はないっていうのはご存じでしたか??笑

知ってたらすみません。
ぼくは一年前に知ったので・・・。

つくしっていうのは「スギナ」の胞子茎のことを指すようで、地下でつながっている茎は一緒なんですが、つくしは胞子を飛ばしたら役目を終えて枯れちゃうんです。
そして、その後にスギナが生えてくる。

なので、つくしはスギナの一部分ではあるんですが、つくし単体では植物の名前じゃないみたいなんです。

そもそもつくし=スギナとも思っていませんでしたが、身近なことでも知らないことはたくさんあると痛感しています。

今思い返せば、つくしとスギナは一緒だよと教えてもらった時でさえ、あのフォルムのつくしがスギナに変わるイメージがどうしても持てなくて信じられなかったのを覚えています。笑

つくしの佃煮を食べてみる

ということで、その「つくし」を食べてみることに!
ちょっと調べてみると、おひたしに佃煮、油で炒めたものなど、色々な料理に使えるようでした。(^^)

今回は初級編ということで、佃煮にチャレンジです。
(一番調味料の味が感じられそうだから・・・。笑)

レシピっていうほどじゃないですが、こんな風に作りました。(^^)

材料
・つくし 適量
・醤油 適量
・てんさい糖 適量

作り方
・とってきたつくしを洗い細かく切る ※
・フライパンに油をひき、つくしを軽く炒める
・水を少量入れて軽く煮る
・てんさい糖と醤油を入れて煮詰める

※通常のレシピでははかまをとるんですが、今回はとらずに調理。笑

以上です。

作るのはとっても簡単。

で、実食です・・・。
食べた感想を二言でいうなら「美味しい・食感は(?)」です。笑

味はよかったですよ。(^^)
特につくしの味が主張してくるわけではないですが、素朴な感じで、ちょっとした箸休めにピッタリでした。

で、食感ですよね。笑
これは、半分が自業自得なんですが、まずははかまの食感。
そんなに硬くはなかったですがシャキシャキ食感が残ってしまいました。
こんなもんと思えば、別にそんなに気になりませんが、つくしビギナーには少し気になる感じでしょうか。

あとは胞子の部分ですね。
緑色の胞子が若干溶けだしていて、シャリ・・・とした食感が口に残る感じはありました。

洗いそびれの砂という説もぬぐえませんが・・・!笑

まあ、そんな感じで美味しく春を感じることができたので、結構おすすめです。
ぜひ、今しか食べられないつくしをご賞味あれ!!

自然に沿って春を感じる

はい。ということでつくしを食べた話でした。
子どもの頃からずっと身近にあったつくし。

でも食べたのは初めてでしたね。(^^)

某アーティストの歌にこんな歌詞が出てきます。

「桜やひまわりやらが特別あからさまなだけで、季節を報せない花なんてないのさ」

ほんとそうですよね。

つくしだってスギナだって、もっと言えば、名前も知らない道端の花だって、咲く季節があって、その時の気温や湿度なんかを報せてくれているんです。

自然は常にそうやって、環境に合わせて生きているんだと思います。
ふたき草でも、自然から送られるメッセージを少しでも多く感じ取り、暮していきたいと考えています。

では、今日はここまでです。(^^)
またお会いしましょう。

PS.
この佃煮以降、うちの娘がつくし見るたびに「お父さんにプレゼント!」と言って採ってきてくれる。笑
外で「お父さんが好きな食べ物はつくし!」とか言わないで欲しいなと思う父です。笑

(しゅんすけ)