種籾の選別 ~自然栽培でお米作り~

自給自足・手仕事

どうも。しゅんすけです。
先日、ヤマチョウさんで教えてもらった、種籾の選別。いよいよ我が家でも実践です!

今回作るのは「亀の尾」という品種。うちで1年間食べ続けてきたお米です。(^^)
1歳の息子は離乳食から亀の尾デビューしてますので、それ以外のお米はほとんど食べたことないですね。笑
美味しいですよ。興味のある人はぜひ食べてみてください!

ということで、今回はそんなお米作りでとっても大切な種籾の選別について書きました。

どうぞご覧ください。

海水で選別する

はい。ということで種籾の選別です。
先日のブログで、ちょっと詳しいことを書いていますので、具体的な話に興味がある人はコチラを確認くださいね。(^^)

で、教えてもらった選別方法は塩水選といって、塩を加えた水の中に種籾を入れて、浮いてきたものを取り除く方法です。

で、その塩の濃度を計る道具があって、塩水の中に沈めた時に濃度によって、沈む深さが変わる道具です。その他にも、生卵が少し水面から出るくらいの濃度っていう調べ方もあるそうです。

そして我が家・・・。
どうしようかなー。
当然、専門の道具は持っていないし、塩も結構な量必要みたいだし・・・。

よし。海水でやってみよう!笑

いや、完全な思い付きじゃないですよ?
プロでもやっている人がいると聞いてからのチャレンジです。笑

汲んできた海水に種籾を入れます。
そして浮いてきたものを取り除く。

手順は一回教えてもらっているのでばっちりです。(^^)

ただ、前回やらせてもらった時に比べて、浮いてくる種籾の量が少ないのが若干気になりますが・・・。

まあ、あきたこまち(前回体験させていただいた時の品種)が一番浮いてきたとも聞いていたので、大丈夫ということにしましょう。。。

温湯消毒(おんとうしょどく)

そんなこんなで種籾の選別が完了すれば、次は消毒作業です。
一般的な消毒ではここで農薬の登場。ヤマチョウさんがされていたのが、泥消毒。

で、我が家でチャレンジしたのは「温湯消毒」です。
これはお湯の力で消毒するので、お米を薬に付ける必要がないし、自然にも優しい消毒方法です。

でも、温度や時間はきっちり計る必要があるとのこと。
我が家に唯一あった温度計を使って、60℃のお湯を作り、その中に選別した種籾を入れていきます。

そして、入れた後も60℃をキープしつつ10分間計測します。

ここでしっかりと消毒しておかないと、お米が病気になったり、上手く育たなかったりするらしいので、重要な作業です。

そんな作業も集中していたらあっという間でした。
これで消毒作業も終了です。(^^)

浸種(積算温度100℃)

そして最後は「浸種」(しんしゅ)です。

こちらはいわゆる芽だし作業ですね。
前回のブログにも書いたように、お米は水分量が13%を超えると発芽しやすくなるそうなので、それまで水をたっぷり含ませてあげます。(^^)

2~3日に一回くらい水を変えてあげながら、積算温度が100℃になるまで浸種します。
そして、お米が少し透けて見えるようになってきたら完了です。

本日で浸種から4日経ちました。
まだまだ透けて見えるほどにはならないですね・・・。

急がず焦らず、じっくりと育てていきたいと思います。(^^)

では、進捗があったら、また報告しますね。
今回は以上です!

(しゅんすけ)