どうも、妻です。

自然・暮らし

いつもブログを読んでくださっている方の中には「どうも、しゅんすけです。」から始まる投稿の多さに、「奥さんは何してるの?!」と疑問に思っている方もいるのでは?

私もその1人。
…どうも、妻のやよいです。(笑)

興味のある方がいるか分かりませんが、暮らしを変えたことによる心境の変化を妻視点で少し書いてみようと思います。

環境を変える

我が家は子どもや家族と過ごす時間を長く作りたいという思いもあり、夫が働き方を変えました。

夫は在宅で出来る仕事を選び、子どもたちは幼稚園や保育園に通わず自宅保育をしています。
(自宅保育については、別の機会で詳しく書けたらと思います)

環境を変えることへの不安がそこまでなかったのは、夫だったから。仕事を変える前から一緒に色々なことをやってくれていたのも大きかったと思います。
我が家の生活をのぞき見してもらったら分かりますが、もともと「主夫」です。

「私には私の出来ることを」と、感謝と尊敬の気持ちを持ちながら甘えている妻。(笑)

今までの私と、そこからの変化

今までの私は、物を手にすることで気持ちが満たされることが多かったように思います。
情報収集が好きなので、魅力的に思う物ばかりが目に入ってくるというのも要因の1つかもしれません。

何かが汚れたり壊れたらまた新しく買えばいいと思うことも多かったので(買うことができていたから)、1つのものを大事に長く使った経験は少なかったように思います。
お恥ずかしながら、今目指して実践している「足るを知る暮らし」とは程遠かったですね。

しかし、当たり前のように直しながら同じものを長く使い続ける夫の姿を沢山見てきて、彼の様々な価値観に触れる中で、少しずつ影響を受けてきました。
見た目の綺麗さや自分をよく見せること以上に「目には見えない心の豊かさ」がそこにはあると思ったんです。

使い捨ては便利だけど、同時に何か失っているような気がする。
安いからという理由で買った物に、愛着はあるのかな。
そんなことを考えるようになりました。

この年齢になると色々と自分に染みついた考え方や思考の癖は根深いと感じる場面もありますが、そんな中でも心境の変化を感じています。

私だから感じられること

「足るを知る暮らし」を目指し実践する中で、今までの私と理想との間で苦しいこともあるのですが、そんな私だからこそ思うのは、「今までの自分を基準にしてストップをかけなくていい」ということです。

今までの自分だったらやっていなかったことや、やれていなかったかもしれないことでも、できていることって結構あるんです。

例えば、今使っている布おむつ。
最初私はゴミを減らすという視点よりも、長時間化学繊維が肌に触れていることの方が気になって使ってみたいと思っていたのですが「大変だろうなぁ。私にはできないだろうなぁ」って思っていました。

今… できています。


もしかしたら皆さんが何かやってみようという気持ちになっている時に、今までの自分を知っている人や自分自身が「そんなことできるの?」と言ってくるかもしれません。
でも、やればできることってたくさんありますし、昔と今の自分は違います。

私はこれからも「自分にはできない」と思いすぎずに、あれこれ言う前にまずはやってみるマインドを大切にしたいです。
そんな大人の姿を、子どもにも見せたいです。

無理とは?


家族で話し合い試行錯誤しながら色々とやってみていますが、「我慢ではない」というのが大事だと常々話しています。
便利なものや今ないものにばかり目を向けてしまうと不満が出てくることもあるのですが、我慢という感情が強くなるのはしんどいです。

「無理をしない」とはよく言いますよね。
これは心の状態においてはすごく大切なことだと思っていますし、自分の心がしんどくなるほど無理をする必要ってないと思います。

でも、ちょっと無理をしてみないと変化も気づきも無かったりする。

やってみて心がしんどくて我慢している感情が強くなったら、やめたらいいかなぁ。

比べる必要がない

私たちは「生き方・暮らし方」を見直す中で、他人と比べたり、正解を探したりするのではなく、自分たちの「気持ち」に素直になりたいと思うようになりました。

私たちの暮らしは私たちがしたい暮らしであって「こうでなきゃいけない」は無いんですよね。

無農薬の野菜を好んで食べていると、それ以外を食べないような。
ゴミを減らすために個包装の物は全く買わず、コンビニにもあまり行かないような。
そんなイメージを持たれる方もいるかもしれません。

でも、そんな風に自分で自分にイメージを作って窮屈にしないようにしようと思っています。
私の中にある「こうでなきゃいけない」を減らしたいので♪

人それぞれの考えや状況、選択があって、それらはどんどん変化もしていきます。
お互いの違いを尊重し合えたら幸せだなぁと思いながら、今日も家族で実践と発信を続けます。

(やよい)