自然栽培で米作り ~お米の乾燥編②~

自給自足・手仕事

どうも。しゅんすけです。
お米作りの話題もここまできました・・・!
遅い!というお声は一旦置いておきまして。笑

少し前の作業の報告から現在までをお伝えします。
人生初めてのお米作り!
一筋縄ではいかないですね!笑
アクシデント発生です!

写真でまるわかりですが・・・。

でも、色々と試行錯誤しながら作るのは楽しいです。
これも「足るを知る暮らし」の醍醐味。

ということでぜひご覧ください。(^^)

乾燥させていたが・・・

はい。ということで、お米の乾燥です。
前回のブログでもご報告させていただきましたが、お米を収穫したあと、乾燥させてたんですね。

地面に杭を打ち込み、そこに束ねた稲をかけていく「杭掛け」方式で。

しかし、アクシデント発生です!

12月に乾燥させていたんですが、帰省やら天気やら体調不良やら・・・。
色々な事情を言い訳になかなか作業できずにいると、遂に雪が積もってしまいました。

その中でも倒れずに立っている姿には頼もしさを感じるものの、ちょっとこれでは作業をすることができません・・・!

脱穀ができない!

それで、何が一番問題かというと「脱穀ができない」んです。
以前お伝えしたように、お米の水分量が多いと、ボロボロになってしまったり、機械にも良くなかったりするそうです。

手でとるなら、その問題はなくなりそうですが、さすがにそれも今からは現実的ではない・・・。

お米に限った話ではないですが、やっぱり既に行っている作業工程にはなんらかの意味があって、その形に落ち着いていることが多いので、そこを外れると問題が発生することも多いですよね。

これもまた学びです。

まあ、脱穀できないものは事実として受け止めて、次の手を打ちたいと思います。

どうなるかわからないが・・・

で、どうすることになったかというと・・・。

「ひとまず春まで乾燥させる」ことにしました。

というより乾燥はしていかないでしょうから、実質春までは「待ち」の状態になってしまうわけですが。

「人事を尽くして天命を待つ」

そんな言葉がありますが、人間ができることを全力で行ったら、あとは天が決めた結果を待つだけです。

結果はきっと、自分が行った行動によって変わってくるでしょうし、もし望まない結果だったとしたら何かが足りなかったのだと思うようにしています。(^^)

まあ、なんにせよ来春が楽しみです!

ということで、「自然栽培で米作り」シリーズは一旦終了です。
中途半端なところで申し訳ありません・・・。

来季、進捗があったらご報告しますので、今しばらくお待ちください。

で、今回全体を通して感じたことだけ最後に。

当たり前のことなんですが「やってみないとわからないことしかない」ということを感じました。

言葉としてはよく聞くものだと思うんです。

でも現代はやったこともないのに「わかった気になっている」ことが多いなーと思っていて。

これはぼく自身の反省でもあるんですが、情報がどこにいてもすぐにキャッチできる世の中だと、わざわざ体験しようと思わないんですよね。

なんとなくわかるから。

でも、「実際に体験してわかること」と「なんとなくわかる」ことの間には大きな溝があるんです。
その溝は非日常的なことの方が大きくなります。

だからこそ、実際に自分の手を汚してやってみることに価値があるんです。

ふたき草では今年も色々なチャレンジをしていきます。
傍から見れば「それじゃ上手くいかないよ?」ということも多いと思います。

そんな諸先輩方のアドバイスもいただきつつ、自分たちで体験するということも大切にしていきたいと思います。

では!
今回は以上です!

(しゅんすけ)