我が家のアップサイクル「布草履」

自給自足・手仕事

どうも。しゅんすけです。
今回は我が家のアップサイクルを紹介します。少し前なんですが、着なくなったTシャツを活用して布草履を作りました。現在は、うちのトイレスリッパとして大活躍中です。
「編む系」のモノづくりって、完成品だけ見ると「えー。難しそう・・・。」と感じると思うんですけど、複雑なのは完成品と作り方の本だけで、実際の作業は単純な場合が多いです!笑
興味のある方はぜひご覧ください。

※今回は我が家でのアップサイクル紹介と、布草履を作ったお話なので詳しい作り方は載せていません。

アップサイクルを暮らしに取り入れる

ではまず「アップサイクル」ですよね。笑
知らない人のために簡単な解説を。アップサイクルとは「不要になった物を加工して、新たな価値を与えること」です。

似たような言葉にリサイクルとかダウンサイクルとかがあります。そこまで気にする必要もないと思いますけど一応違いがあるので、こちらも簡単な解説をします。

リサイクルは、不要な物を原料に戻してから新しいものに生まれ変わらせることを言います。例えば、捨てるはずのペットボトルを一度原料に戻して(溶かしたり)その原料を使ってTシャツを作るとかですね。

次にダウンサイクルは、元々の製品よりも価値を落として別の物に作り変えることです。例えばTシャツを使って雑巾を作るとかですね。でも、物の価値は人それぞれなところもあるので、境界線は結構曖昧ですねー。

一方、アップサイクルは元々の素材をそのままに、今までよりも価値の高いものを作り出すことを言います。今回のように、着なくなった服を使って布草履を作るとかです。

ま、どちらにせよ、不要になった物を単に捨てるんじゃなくて、何かに活用していくことがアップサイクルだったり、リサイクルだったり、ダウンサイクルだったりするわけです。で、個人的には「アップサイクル」という言葉が一番気分もアップするので使ってます。笑

そんなアップサイクルを、楽しく暮らしに取り入れていくことも「足るを知る暮らし」です。
普段から、不要になったものを注意して見ていると「ゴミ」ではなく「素材」に見えてくるわけです。笑

そんな素材を使って新しいものを作り出す。これ、結構ハマりますので、興味のある人はぜひチャレンジしてみてください!
なんなら一緒に作りましょう!!

布草履作り

で、今回は布草履を作りました。
使った材料は不要になったTシャツ2枚。

写真のように必要な部分を切り取って、ヤーンと呼ばれる紐を作り、ルール通りに編んでいきます。
一度編み方を覚えてしまえば、あとは単純作業の繰り返しです。無心になりながら手を自動化していくのが、ぼくのスタイルです。笑



今回はトイレのスリッパが欲しいという妻の要望で、草履タイプではなく、スリッパタイプにしました。


まあまあの出来ではないでしょうか?

制作にかかった時間はトータルで1時間~2時間くらいだったかな。作り方を見ながらこの時間なので、2回目以降はもっと早く作れると思います。

簡単、楽しく、実用的なアップサイクルはおすすめ

はい。ということで今回は布草履作りについてでした。

作ってみた感想としては、「簡単・楽しい・実用的」です。
こういう手作り系の宿命ですが、とっかかりは難しく感じてしまうんです。でも、はじめにも言ったように、実際の作業ってほとんどが単純作業で、複雑なのは見た目だけなんですよ。ほんとに。笑

しかも、作る作業は楽しいし、日常生活で使える物を作るので、満足感も高いです。自分で作ったものを使って暮らすってことは思った以上にいいもんです。
実際ぼくも、いまだに自作のスリッパを見て「なかなかいい出来じゃない?」とか思いますもん。笑

さらに言えば、そんな楽しみがゴミを減らす活動につながっている、環境問題への取り組みにもなっているという満足感もあります。別に使命感でアップサイクルする必要はないと思いますが、自分が楽しくてやっていることが、気づかないうちに誰かのためになっているなら、それが一番いいと思います。

反対に、自分がなんの想いもなく、なんとなくやっていることが、誰かの負担になっていることもありますよね・・・。

まあ、今回はそんな布草履作りについて紹介でした!興味のある人は、作り方をお伝えしますのでご連絡ください。
ではまた。

PS.
ちなみに最近は不要な布がなくて作れていませんので、古着屋で生地を調達することも考えました。なんか色々と矛盾しているような気もしますが・・・。笑

(しゅんすけ)