はじめて自分で作ったお米を食べてみたら、すべてが変わった話。

自給自足・手仕事

どうも、しゅんすけです。

去年、はじめてお米づくりに挑戦して、
気がつけば季節はめぐり、ようやく収穫したお米を「食べる」ところまで辿りつきました。
(というかアクシデント続出でこんなタイミングになっただけですが・・・。)

思ってたよりずっと手間がかかったし、
途中で「もう無理かも」と思ったことも何度かあったけど、
今こうして、自分の手で育てたお米を口に運ぶ瞬間がきてみると——

そんなお米づくり初心者の記録、よかったら読んでいってください。

遂に自分で作ったお米を食べました!

昨年の秋に収穫したお米。
乾燥でアクシデント?があり、なんだかんだでこんな時期の籾摺りとなってしまいました・・・。

気になる方はこちらをご覧ください。↓

まあ、そんな感じでしたが、、、ようやく、ようやく最近になって籾摺りが終わり、食べられる“玄米”の姿になりました。

正直なところ、
「もっと早くやればよかったな〜」なんて思いつつも、
無事に形になったこと自体がとにかく嬉しい!

で、いざ炊いて食べてみたわけですよ。

・・・

めちゃくちゃ、美味しい。

形は市販のものに比べて悪いけど・・・

お米の粒もそろってないし、ちょっと黒いのが混じってたり、
市販のお米と比べると「見た目」は正直イマイチ。
(ちなみに黒いのはカメムシの食害らしいが、食べても大丈夫とのこと)

でもね、不思議と気にならないんです。
むしろ、それさえも愛おしい。

だって、自分で田んぼに入って、草を取って、水の管理して、
汗かいて、蚊に刺されながら(時にはヒルに吸い付かれて)、泥だらけになって育てたお米なんだから。

一粒ひとつぶが、ちゃんと意味を持ってる感じがする。

「こんなに味わって食べたの、久しぶりかも」
「お米って、こんなに甘かったっけ?」

そんな風に思えるごはんでした。

向き合い方が変わると全部変わる

たぶん、これってお米だけじゃなくて。

なにかに「自分で関わる」ってことをすると、
そのものの見え方、感じ方ってぜんぜん変わってくるんですよね。

同じ玄米でも、
スーパーで買ったものと、自分で育てたものとでは、
味も、香りも、重みも、全部ちがって感じる。

それはきっと、モノが変わったんじゃなくて、
自分の“向き合い方”が変わったから。

「自分でやってみる」って、ちょっと面倒だけど、
心の奥のほうでなにかをちゃんと変えてくれるんだなって思いました。

では、今回は以上です。

今年もお米はやっているのでボチボチ楽しみたいと思います。

(しゅんすけ)