干し柿作り/作り方も紹介します

自給自足・手仕事

どうも。しゅんすけです。
秋田県も寒さが日に日に厳しくなってきています。道産子であるぼくですが、雪の降らない地域で8年間過ごしたからか、既に寒さに震えています。

さて、今回はそんな寒さを逆手にとって「干し柿作り」です!
食べたことありますか?干し柿。
とっても甘くて美味しいですよね。(^^)

和菓子職人さんの間では、「和菓子の甘さは、干し柿をもって最上とする」という言葉があるくらい、その甘さは上品でちょうどいい甘さだと考えられていたようです。

ぼく自身、実は今回が初めての干し柿作り。
手間がかかる印象でしたが、なんてことない。やってみたら、楽しく簡単に作業が終わってしまいました。

干した後の柿を鑑賞するだけでも、心が和みます。(^^)
では、どうぞご覧ください。

干し柿とは?作り方紹介

では、干し柿について簡単に説明しますね。
干し柿とは、干すことで、渋柿の渋みや水分を抜いたドライフルーツの一種です。
水分を抜くことで、保存性を高め、冷蔵庫なら1ヶ月くらいは保存できるそうです。

そもそも柿には主に2つの種類があって、一般的に食べられることの多い「甘柿」と、今回干し柿に使用した「渋柿」です。

干すだけで、甘味が増していくっていうのも面白いですよねー。

はい。ということで、干し柿の簡単な作り方です。

①渋柿を準備する
②渋柿の皮をむく
③柿のへたに紐を結び、吊るせるようにする
※今回は一本の紐の先端に一個ずつ付けましたが、柿が乾けばどんな方法でも○
④沸騰したお湯に5秒くらいつけて、消毒する
※焼酎につける方法もあるらしいです
⑤柿を干す
※5日くらい干して、表面が乾いてきたら、柿を揉む
※そのまた3日後くらいに、もう一度揉む
→2週間くらいで完成!

中がとろーり、外が乾燥状態であれば、このくらいでOK。
中まで乾燥させたい場合は1ヶ月くらい干すといいそうです。(^^)

今から食べるのが待ち遠しい・・・。

実際に作ってみた感想としては「思ったより難しくない!」です。笑

色々と作ってみて思うのは、昔ながらの調理法とか、暮らしの知恵って、実際にやってみると省エネなことが多いように思います。

無駄な工程は極限まで省かれている―――。

よく、手間と時間がかかる~なんて言いますが、実感としては、時間はかかるけど、手間はそこまでかからない。
かかると思い込んでいるだけ。

まあ、初めてやった時は、勝手がわからずに、手間がかかることもあるかもしれませんが、慣れてしまえばこっちのもんです。

干し柿作り。楽しいです。やったことがない人はぜひチャレンジしてみてください。(^^)

渋いってどんな味?

ということで、干し柿作りでしたが。
そこで一つの疑問が。

「そもそも渋柿って、食べられないほど渋いの?」
「てか、渋いってどんな味?笑」

初歩的な疑問で申し訳ない・・・。

でも、意外とこんな人多いんじゃないですか?

たいていのことは、調べればすぐにわかっちゃいますが、実際に体験してみないと見えない景色もある!ということで、渋柿の実食です。

3歳の娘と一緒に食べてみましたが、感想は娘に譲ります。

「口の中がザラザラする」

“言い得て妙”
実に上手いこと言うもんだと思いました。笑

渋いって「ザラザラ」するんですね。
これは食べられない。

正直、渋いって苦い寄りの感じかと思っていました。
実際に食べてみると、苦いとは全然違くて「うーん。渋い」って感じでした。笑

まだまだ、知らないことは多いです。
これからも、知った気にならないで、実際に自分の目で、口で、耳で、体験して感じたことを大切にしたいと思いました。

人生は冒険

いやー。干し柿作り面白かったです。
必ずまた作ります。

渋柿の実食でも感じたことですが、人生はまだまだ冒険だなーと思います。
たかだか30数年しか生きていないわけですので、人生の先輩方に言わせれば、そりゃまだまだだろという感じかもしれませんが、日々何気なく過ぎていく暮らしの中でも、まだまだ学ぶことだらけです。

でも、そういったものに目を向けない暮らしをしていると、冒険することもできません。

日々、新しいことにチャレンジする心の余白を持ち、色んなことを感じ取る豊かな感性を磨き続けることで、心が豊かな充実した暮らしを過ごせるのかなーなんて思いました。

では、今回はこの辺で。(^^)

(しゅんすけ)