安心のお米で米粉づくり

自給自足・手仕事

どうも。しゅんすけです。
今回は自家製米粉についてご紹介です。我が家ではヤマチョウさんから「肥料、農薬、除草剤」を使わずに育てたお米を買わせていただいていますが、そのお米を使って「米粉」も手作りしています。米粉って結構オールマイティで、色んな料理に使えるので重宝してます。簡単な作り方紹介と自家製米粉の良さをお伝えしますので興味のある人はどうぞご覧ください。

自家製米粉の作り方

では早速作り方です。

材料
・生米 1合~2合

作り方
・生米を1時間~3時間くらい浸水させる
・ざるにあげ、1時間くらい水を切る
・お米を広げられる平らな場所で半日くらい乾かす
・お米が乾燥したらミキサーで粉砕して完成

※オーブンレンジで乾燥させる場合は、ざるにあげたあと200℃で10分~15分くらい加熱する

こんな感じで作っています。
作り方は簡単なんですが、実は結構苦戦していて・・・。
というのも「お菓子作り好き」な妻から言わせると、米粉って一口に言っても、メーカーや商品によって全く違うらしく、どんなお菓子を作るかによって相性があるとのこと。

で、ぼくの自家製米粉は、まだお菓子作りできるレベルには到達していない・・・。

でも、へこんでばかりでもないですよ!
色々調べる中でわかってきたこともあります!

まず「なぜ生米を浸水するのか」「生米を粉砕すれば米粉じゃないのか」という素朴な疑問。実は作り始めた時から疑問に感じていて、でも理由を書いているサイトが少なかったのかすぐにはわからなかったです。

今回その謎が解けました!
その理由はズバリ「でんぷんの損傷率を下げるため」です!

意味わかります?ぼくは全然わかりませんでした。笑
簡単に解説しますね。

お米の中にはでんぷんが含まれているわけですが、浸水してから粉砕した場合と浸水せずに粉砕した場合だと、浸水した時の方がでんぷんの損傷率が低いそうなんです。
で、でんぷんの損傷率っていうのは粉にした時の吸水量に影響していて、損傷率が高いほど、吸水量が高くなる。そして、ふんわり・サクサク系のお菓子には吸水量が低い米粉が適している――――。

いやー。奥が深いですね。面白いです。
やっぱりどんなことにも意味があるってことなんですかね。色々と学びになります。

結論としては、現時点での我が家の米粉は「料理やどっしりした食感のお菓子には向いているけど、シフォンケーキみたいなふんわり系には向いていない」といったところでしょうか!

浸水時間や乾燥、粉砕方法など色々と実験しているので、我が家の米粉が進化したらレシピを更新するかもしれません。(^^)

パッケージフリーで米粉を手に入れられる

さて、そんな米粉ですが、ぼく的に一番嬉しいのは「パッケージフリーで手に入れられること」です。まいどお馴染みですが、ぼくの手作りチャレンジの原点なのでご容赦ください。笑

お米は量り売りで買わせてもらっていますし、材料はお米だけなので完全なパッケージフリー米粉です。これは嬉しい。しかも、自分で作るので、好きな時に好きな量だけ作ることができ、食品ロスも減らせます。一度だけ大量に作りすぎた時、カビさせてしまったことがあるので、その点は注意してください。保存するために作ってないので、すぐ使い切るのがおすすめです。

他にも、米粉のメリットは「グルテンフリー」とか「ポストハーベスト農薬」のこととか色々ありますが、正直そこまで深くは考えていません。基本的な考え方として、小麦はぼくの体にそれほど必要ないと思っていますが、現在「小麦断ち」をしているわけでもありませんし、どちらかというと「顔の見える関係性の人から買ったお米で作った米粉」というシンプルな安心感ですかね。

蒸しパンとクッキー

米粉蒸しパン
米粉クッキー

さて、せっかく米粉を作ったのでお菓子作りもしてみましたー。今回は娘ご要望の「蒸しパン」と「父ちゃんが食べたかったクッキー」です。

なかなか上手にできたと思います。
ちなみに、分量とかは量ってなくて、生地の様子を見ながら適当に作ったので再現性はありません!

クッキーは、妻からも合格いただきまして。米粉づくりにも少し自信がつきました。笑

米粉が作れるだけで料理の幅が一気に広がりますし、自家製米粉って響きがモチベーションアップにつながります。
興味のある人はぜひチャレンジしてみてください。

(しゅんすけ)