セイタカアワダチソウで草木染め

自給自足・手仕事

どうもしゅんすけです。
10月28日に行われた「にかほ★JOY」のイベントに参加してくれた方から「セイタカアワダチソウで草木染めしました!」という話を聞いてから1ヶ月。

やっとぼくもできました。笑

その人の「この時期しかできない」という言葉に心動かされ、初めて染料に活用。
染めたのはウール100%の毛糸です。

簡単な染め方と、実践した感想を書きましたので、どうぞご覧ください。(^^)

草木染めについて

ではまず、草木染めについてです。
草木染めとは、その名の通り、自然に生えている草や木を使って色を煮出し、その色を布などに染み込ませることです。

色がついておしゃれになるだけではなく、場合によっては防臭・防虫効果なども期待できる昔ながらの知恵です。(^^)

で、今回はそんな草木染めを「セイタカアワダチソウ」でやってみました。
冒頭でも説明しましたが、イベント参加者の一言がきっかけでチャレンジです。

しかも今回は「ウール100%の毛糸」を染めることに。
今までは「綿100%」ばかり染めてきたので、こっちも初めてのチャレンジです。

簡単なやり方は以下の通りです。

・ウール100%の毛糸(市販)を一旦ほどき、染めた時に絡まらないように「かせ」を作る


・その毛糸を40℃くらいのお湯に浸ける
・鍋にお湯を沸かし、ミョウバンを溶かす(媒染液の作成)
・媒染液の温度を40℃くらいまで下げ、毛糸をゆっくり入れる
・ゆっくり温度を上げていき、沸騰直前で火を弱め、30分くらい煮る
・30分経ったら、自然に冷めるのを待つ
・別の鍋にお湯を沸かし、セイタカアワダチソウを煮る(染料の作成)
・上手く煮出せたら、セイタカアワダチソウを鍋から出しお湯が自然に冷めるのを待つ
・媒染液と、染料どちらも40℃くらいまで冷めたら、毛糸を染料に浸ける


・ゆっくりと温度を上げていき、沸騰直前で火を弱め、60分くらい煮る
・60分経ったら、火を止め、一晩くらい放置する
・1晩経ったら、お湯で染料を洗い流す
※最後にクエン酸で洗い流すとふんわりとした仕上がりになるらしい・・・
・乾かして完成

こんな感じです。

気をつけなきゃいけないのは、毛糸のフェルト化です。
ウールはやわらかいので、優しく扱わないとフェルトになっちゃうらしいです。
あと、急激な温度変化にも弱いので、温度を上げる時はゆっくりと、必ず40℃くらいのお湯から始めることなんかを注意して作る必要があります。

あと、綿とかの草木染めをしたことがある人はわかるかもしれませんが、それらの草木染めと違って、ウールは先に媒染するんです。

これも、ウールがやわらかいため、少ない工程で、できるだけウールを壊さないようにしています。

セイタカアワダチソウは「淡い黄色」

ということで草木染めしてみました。(^^)

そもそもウールはたんぱく質を含んでいるため、綿なんかよりもよく染まります。

綿だと下処理で「豆乳」に浸すこともありますが、ウールならその工程を省いても問題ありません。

で、出来上がったセイタカアワダチソウ染めは「淡い黄色」になりました。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、結構いい色に染まりましたよ。(^^)

これから来る冬にもピッタリな「ライトイエロー」的な感じで気に入っています。(横文字にするだけでおしゃれな感じになりますね。笑

現在、娘のマフラー制作中♪

染め上がった、毛糸はクルクル巻いて毛玉を作って、現在娘のマフラーを制作中です。(^^)

自生していたセイタカアワダチソウを使って染めた毛糸で、マフラーを編む。
なんかいいですね。笑

あとは毛糸自体も自給できたらいいんですが、それはいつかの野望に取っておきます。笑

では、今回はセイタカアワダチソウの草木染めについてでした!
今回はこの辺で。

PS.
マフラーが編みあがったら、また報告します。(^^)

草木染めについては、いつか詳しくまとめようと思っているので、少々お待ちください~

(しゅんすけ)