子どもの不機嫌との向き合い方 ~コントロールできない子育て~

教育・子育て・遊び

どうも。しゅんすけです。
今回は「足るを知る子育てシリーズ」で、子どもの不機嫌との向き合い方です。

子どもが突然泣きわめく。
お出かけ間近に行きたくないと駄々をこねる。
お腹が空いたと怒り出す・・・。

まあ、子育てしてれば色々ありますよね。(^^)
子どもはそれが仕事みたいなもんなんでいいんですけど。

それは我が家も例外ではなく、現在は4歳の娘が毎日熱心に働いています。笑

そんな時、親の心の余白がなくなってイライラしてしまうこともあると思います。
ふたき草ではこんなことに気を遣って「足るを知る暮らし」につなげているので、興味のある人はぜひご覧ください。

原因不明の「不機嫌」が発動した時

はい。ということで、「子どもの不機嫌との向き合い方」です。
もっと具体的に言うと、子どもが不機嫌になった時、その影響で自分もイライラしてしまわないように気をつけていることでしょうかね。(^^)

先日、我が家の娘はお出かけ中の車の中で眠ってしまいました。
家に着いたときに目を覚ましたんで、車から降ろそうとしたんですが、ここから「不機嫌」が発動しました。

普段、意味なく不機嫌になることは少ない娘。
お腹減った!
あれが食べたい!
もっと遊びたい!
なんかは、よくあるトリガーなんですが、この日は不明。

しかも「どうしたの?」って聞いても原因がわからないので困ったもんです。

で、そんな時まず気にするのは、ケガや体調不良。
子どもはまだ自分の状態を上手に伝えられないことがあるので、まずは安全確認をするようにしています。

その確認ができたら、そこからが本番です。

原因を追究しない

目の前で泣きわめいている子どもがいたら「どうしたの?」って聞くのが一般的ですよね。
我が家でも普通に聞きます。

でも、その場で子どもが答えられない様なら無理にその原因を追究しないようにしています。
眠たいのかもしれないし、お腹が減ったのかもしれないし、遊びたかったのかもしれないし。

で、こういう原因不明の不機嫌って、本人も原因がわかっていないことが多いように感じます。
最初はお腹が減っていて泣いていたんだけど、泣いているうちにイライラしてきて、手を振り回していたら、ぶつかって痛くて・・・。

マイナスな感情には引力があります。
その引力に引き寄せられた、様々なマイナス感情が混ざって、原因不明の不機嫌を作り出すわけです。

大人でもよくありますよね。
何に怒っていたのか忘れたけど、まだイライラが収まらないっこと。笑

その状態に近いと思います。

そんな時に「どうしたの?」「泣いてるだけじゃわからないでしょ?」「お口があるならちゃんと喋って伝えて!」なんていう風に原因を追究されると、本人も余計わからなくなるし、親もイライラしてくる・・・。
悪循環ですね。

なので、子どもが原因不明の不機嫌に陥った時は、「不機嫌」っていう事実だけに目を向けて、原因については、それほどこだわらないようにしています。

※原因がはっきりしている時は別です。

父親の限界を知る

あと、もうひとつ大切にしているのは、「父親(大人)の限界を知る」ということです。

足るを知る暮らしや子育てでは、「楽しむ」ということがキーワードになっています。そして、そのためには、自分を知ることがとても重要です。

自分の大切にしたいものや、好きなこと。
そんなものに目を向けて暮らしていくわけです。

で、その過程で自分のことを良く知ることになります。
自分はこういう時にイライラするんだ。とか。
こういうことが得意なんだ。とかです。

知っているようで知らない自分のこと。
これを知るだけで、子どもの不機嫌と向き合う時に大きなエネルギーになります。

子どもをコントロールすることはできないです。
そもそも、コントロールなんかしたくないですけど。

でも、ご飯の時間があったり、出発の時間が迫っていたり、疲れて眠たかったり・・・。

色々な状況で子育てをしていると、どうしても自分の都合に子どもを合わせようとします。
そういったことが必要な場面もありますが、余裕がない状態だと、これがなかなかきついです。

なので、自分自身の限界を事前に知っておき、それを越えない予定を組んでいくようにしています。
その中で子どもが不機嫌になったとしても、受容できるだけの心の余白があるので、イライラすることも少なくなっています。(^^)
(まあ、イライラしてしまうこともありますが・・・。笑)


はい。ということで、今回は足るを知る子育てシリーズでした。
ではまた。

(しゅんすけ)