ふたき草の活動フィールドが手に入りました

自然・暮らし

どうも、しゅんすけです。

秋田県に移住してから2年半。遂に自分たちのやりたいことを実現させるためのフィールドが手に入りました。

今後はこのフィールドを拠点に活動をしていきたいと思います。今回は、このフィールドを手に入れるまでの道のり、今後の展望についてお伝えします。理想のフィールドの見つけ方に興味のある人はぜひご覧ください。

理想のフィールドの見つけ方

理想のフィールドを見つけるために、まず大切なのは地域に入ることです。どんなに理想を描いても、実際にその土地に足を運び、地域の人たちと関わらなければ始まりません。

ぼくたちが実践したのは、会う人会う人にそんな話をすることでした。一発で見つからなくても、人から人へ伝わって、最終的に素晴らしい場所と出会えたんです。実際にやっていたことは、会った人にフィールドが欲しいという想いを伝えていただけ。シンプルですが、これが一番効果的でした。

正直、最初は「こんなことで見つかるのかな?」と思っていました。でも、不思議なもので、本当に必要な時に必要な出会いがあるんですよね。それも、こちらから発信し続けていたからこそ生まれた出会いだったのかもしれません。

想いを言語化する

理想って、案外自分でもわかってないことが多いんです。特に夫婦とか、自分以外の人がいる場合はそこにズレが生じていることも少なくありません。だから言語化していくと、より現実的になっていくんです。

ぼくたちの場合は、ぼくがイメージしていたのはもっと山奥、妻がイメージしていたのは、最低限の文化的な暮らしでした。この辺のすり合わせをちょっとずつやってきて、最終的な妥協点を見つけた感じになりました。

話し合いを重ねることで、お互いの理想が明確になり、現実的な落とし所が見えてきます。理想を共有する相手がいる場合は、この言語化のプロセスが特に重要になるんじゃないでしょうか。実際、話し合いを通じて「本当に大切にしたいこと」が見えてきました。

パーマカルチャーファームが作りたい

自然と人が循環して、持続可能なフィールドにしたい。今後は、そんなフィールドにしていきたいと思っています。

妄想しているプロジェクトは多岐にわたります。自然栽培で野菜作り(果物も)、虫や動物も敵としないで、お互いが共生できるフィールドの研究、人が自然と触れあえる体験の提供などなど。

そのためには自然をよく観察して、良く知らないといけません。自然に人の手を少し加えて、システムをデザインすればもっと暮らしやすくなるかもしれません。

実際、現代の農業って「自然と戦う」みたいな発想が強いじゃないですか。でも、それって本当に持続可能なんでしょうか?虫も動物も、みんなその土地の一部。うまく共存できる方法があるはずなんです。そんなことを実験しながら、みんなで学べる場所にしていきたいと思っています。

多様性という名前に込めた想い

ふたき草の名前の由来でもある多様性や歓迎。ふたき草は藤の異名で花言葉は歓迎です。多様性は生存戦略。色々な人や文化、自然が交じり合うと強くなります。

そんな、人と自然がのびのび暮らせるフィールドにしていきたい。これからが本当のスタートです。このフィールドで、どんな物語が紡がれていくのか、ぼくたち自身も楽しみにしています。

きっと、いろんな人がやってきて、いろんな体験をして、小さな気づきを持ち帰ってくれるんじゃないかな。そんな場所になったらいいなと思っています。まずは自分たちがそこで暮らしながら、少しずつ形にしていきたいと思います

しゅんすけ