先日、今年収穫した我が家のお米の脱穀を行いました。
なんか天気予報で「来週から雪」とか言っていたので、ちょっと焦って脱穀機の準備です。
脱穀機は知り合いの方からお借りしている足踏み式。
実は昨年も借りていたんですが、諸事情により実践は今年が初。笑
今の時代、普通に暮らしていたらなかなかお目にかかれない代物です。
今回はそんな足踏み脱穀の実践レポート。
「へー、なんか面白そう」と思った人は、ぜひ覗いてみてください。(^^)
今年のお米は少量収穫。それでも脱穀の日は特別

今年は自然栽培で育てましたが、草に負けた部分もあって収量は少なめ。
「少ないからこそ一粒一粒が貴重だなぁ」と思いながら、束を手に取る時間もなんだか特別でした。
雪が降る前に終わらせねば…と焦る気持ちもあって、急いで作業開始。
知人から借りた足踏み脱穀機をセット

これがまた存在感のある道具で、出してくるだけでワクワクします。
足でペダルを踏むとドラムが回り、そこに稲を当てて籾を飛ばしていく昔ながらの仕組み。
シンプルだけど、身体でやってる感があって楽しいんです。
子どもたちも最初は大はしゃぎ。でもすぐ遊びに…笑

作業を始めたとき、子どもたちは「やるー!」「やってみたい!」と集まってきたんですが…
しばらくすると、案の定どこかへ走り去っていきました。笑
それでも弟の方は時々戻ってきて、何度か手伝ってくれたりして。
こういう“気が向いたときにちょっとだけ参加”みたいな感じも、子どもらしくて良い時間です。
実際にやって分かる、脱穀の楽しさと大変さ
足踏みすると籾がバラバラ飛び出してくる感じが面白くて、つい夢中になってしまいます。
ただ、作業自体はシンプルでも
量が増えるとめっちゃ大変。
しかも、機械のようにきれいには取れず、ゴミが混ざったり、うまく外れない籾もあったり。
「自分が下手なだけ…?」と思いつつ、これも経験ということで。
お米って、食べられる状態になるまで本当に手間がかかる

脱穀しながら改めて感じたのは、
お米って本当に手間暇のかかる作物だということ。
ちょっと前は「コメ不足」「古古米がどうこう」なんてニュースを聞いていたけれど、
自分で育てて、刈って、干して、脱穀して…とやってみると、その価値が全然違って見えます。
農家さん、本当にすごい。
まとめ|少量でもやってよかった。足踏み脱穀は“体験そのものが価値”
収量は少なかったけれど、
今年の稲と向き合う時間はやっぱりかけがえのないものでした。
足踏み脱穀機は、作業というよりも“イベント”に近い楽しさがあって、
子どもと一緒にやるとそれだけで良い思い出に。
次は唐箕がけ。
お米が「食べ物らしく」なっていく工程はまだまだ続きます。
しゅんすけ
