2023年は8月2日、2024年は? ~地球を使い果たす日~

自然・暮らし

どうも。しゅんすけです。

突然ですがクイズです。
2023年8月2日は何の日でしょうか?





正解は、昨年の「アースオーバーシュートデー」でした。
知っていますか?この言葉。

今回は、年始の今だから考えたい「アースオーバーシュートデー」についてと、我が家の考え方についてご紹介します。(^^)

アースオーバーシュートデー

ではまず、アースオーバーシュートデーという言葉の意味から。
アースオーバーシュートデーは、「地球が1年間に生み出す生物資源を、使い果たす日」のことです。

毎年、グローバル・フットプリント・ネットワークが発表しているもので、ここ数年は横ばいの状態が続いています。

当然、地球が1年間に生み出す生物資源には限界があり、人間が消費するスピードに追い付いていないのが現状です。

そして、最初のクイズに戻りますが、2023年はこの地球が生み出す生物資源を、人間の消費スピードが上回ったのが8月2日というわけです。

じゃあ、その日から12月31日まではどうしていたのかというと、地球に借金した状態で過ごしていたことになります。(地球が長い年月をかけて貯蓄してきた資源に手を付けている状態です)

世界中の人が日本人と同じ暮らしをしたら、地球は「2.9個」必要になる

昨年、オーバーシュートせずに世界が過ごすためには、1.7個の地球が必要でした。
そして、もし世界中の人が日本人と同じ暮らしをしたら、地球は「2.9個」必要になります。

世界の人々の生活水準は異なります。
ちなみに、日本だけで見た場合、アースオーバーシュートデーは「5月6日」だそうです。

世界水準よりも3か月早い結果となります。

繰り返しになりますが、オーバーシュートは借金している状態です。
手元にお金がないのに、欲しいものを買ったり、やりたいことをやったりしている状態と言うわけです。

その先に未来がないのは目に見えていますよね。

その未来を生きるのは、今の子ども達です。
だからこそ、未来に借金を残すような暮らしはしたくないと考えています。

無理のレベルを引き下げていく必要性

足るを知る暮らしは人それぞれのレベルがあります。
何かを始めることも大事ですが、継続することも同じくらい大事だからです。

誰かに決められた基準では、無理が生じてしまい、継続することが難しくなってしまうこともあります。

暮らしは楽しくなくちゃと思っているので、人それぞれが、無理しない範囲で楽しく実践できればなーと思っているんです。(^^)

でも、その中であえて言わせてもらうと、「無理のレベル」を引き下げていく努力は必要だとも思っています。

どういうことかというと、
「私はお肉が大好き。毎日牛肉を500g食べないとストレスがたまる。これをやめるのは無理」。
という人がいたとしましょう。

どうですか?
無理しないで実践という点だけで考えたら、仕方ないとも思えますが、「それはちょっと・・・」という気がしてきませんか?
しかも、借金してる状態で・・・。

まあこれは少し極端な例ですが、それなりのインパクトを与えるためには、こんな「無理のレベル」を引き下げていく必要があるんです。

いきなり全部をやめるというのは辛いし、継続することもできませんが、徐々に変えていくということができれば、最終的には、オーバーシュートしない暮らしの実現も可能だと思っています。

そんな暮らしが足るを知る暮らしです。
無理はせず、楽しくゆるーく。

だからぼくは無理していません。
掃除機を使わないことも、サランラップやティッシュを買わないことも「無理じゃない」んです。

やる前は、「本当にできるかな」と思っていたことでも、楽しみながら慣らすことで、継続することができています。(^^)

環境に優しく無理もしない。

そんな暮らしを続けていきたいと思います。
では、今回は以上です。

(しゅんすけ)