どうも。しゅんすけです。
2024年6月8日(土)秋田県由利本荘市にある「ボートプラザアクアパル」で行われた「水と大地のマルシェ」でブース出展をしてきました。(^^)
今回ふたき草が提供したのは「メタルマッチを使った火おこし体験」。
ぼく自身、メタルマッチに出会って10年近く経ち、新鮮さがないのが正直なところですが・・・。笑
聞いてみると、まだまだ使ったことがない人も多いメタルマッチ!
初めて使う人にとっては、刺激的でワクワクする体験になること間違いなしのメタルマッチ。
最近では防災グッズとしても知名度を上げてきている道具ですが、今回の体験でも大活躍してくれました!
今回は、そんな火おこし体験の報告と、メタルマッチを使う体験の魅力についてお伝えします。(^^)
どうぞご覧ください!
メタルマッチで火おこし体験
ということで実施してきました!
メタルマッチでの火おこし!
知らない人のために簡単に説明すると・・・。
メタルマッチとは、現代の火打石と呼ばれる道具で、マグネシウムの棒を鉄の板で勢いよく削ることで、火花を散らすものです。
その火花を麻ひもなど、燃えやすいものに上手に移すことで、たき火や野外調理のための炎を作るために行います。(^^)
上手につけると、線香花火くらいの火花が散るので、大人でも結構テンションが上がる道具だと思います。笑
(実際初めて見た時はテンションあがりました・・・。)
高いものだと3,000円くらいで安いものだと100均でも売っているので、興味のある人はぜひ使ってみてください。
で、そのメタルマッチを使って麻ひもに着火する体験を提供しました。
まずは上手に火花をおこす練習をして、火花が出るようになったら麻ひもにつけていきます。
上手に火花が出ない人、火花は出るけど麻ひもにつかない人、一瞬で着火できてしまう人・・・。
年齢層もバラバラで、できる程度も様々でしたが、どんな人も、火がついた瞬間「ついた!」といって喜んでいる姿が印象的でした。(^^)
できないことができるようになる瞬間
今回参加してくれた人たちは、メタルマッチを初めて見たという人がほとんどでした。
初めて扱う道具ですから、当然最初は上手くつけることができません。
でも、何度もチャレンジしているうちに「こうやった方が火花を大きくなる」「麻ひもの位置が悪いのかも」「んー。なんでつかないんだ・・・」等など・・・。
様々なことを考え試行錯誤していきます。
すると、どこかのタイミングで「できた!」という大きな声があがります。
初めはできなかったことができるようになる体験っていうのは、どんどん失われているように思います。
教育の世界で「達成感」という言葉が重要視されて久しいですが、この達成感が「できたこと」という意味合いで使われている現場も多いと感じています。
人は、最初からできたことに達成感を感じることは少ないです。
できないことができるようになるから達成感を感じるのであって、最初からできることには魅力を感じないんです。
でも、大人が環境を整え、何でも上手にできる状況を作り出してしまうと、その「できない体験」が不足します。
そして、できない=つまらない、楽しくないって感情が強くなります。
ではなく、できない=できるようになる余地がある、楽しいって感情になってくれたら嬉しいなと思います。(^^)
そんな感覚が、ふたき草が目指す「人生に夢中になる」ってことだったりします。
じっくり体験できる環境
火おこし体験は回転率の悪い体験です。
ひとりひとりがじっくりできるまで体験するので、時間がかかります。
でも、そんな体験がぼく達が提供したいものなんだと改めて感じました。
できるようになるために必要な時間は人それぞれです。
その時間を待ってあげることができるかどうか。
次の予定があるから~
待っている人がいるから~
自分にはできない~
現代では、できるようになるまでチャレンジできる環境が少ないです。
いいんです。どれだけ時間がかかっても。
「できなかったことができるようになる」という経験を積み重ねることで、どんなことにも挑戦する気持ちが芽生えます。
「今はできないけど、絶対にできるようになる」という自信がつくからです。
ちなみにぼくは「世界は自分で変えられる」と思っています。
世界っていうのは、自分の所属するコミュニティや人の考え方。なんなら、自分の頭の中の世界もそうです。
「できる」っていうことがわかっていると、挑戦することに対しての躊躇がなくなります。
失敗してもOKです!
今後も色々な挑戦を続けていきたいと思います。(^^)
では、今回は以上です。
(しゅんすけ)