どうも。しゅんすけです。
今年の6月末に新しいフィールドに引っ越してきて、「足るを知る暮らし」を実践しています。
その中で続けているのがコンポスト。もう4年ほど取り組んでいますが、今回ちょっとしたサプライズがありました。
畑にコンポストをしていたら、なんと――
「かぼちゃの種」が勝手に発芽していたんです。
生ゴミに紛れていた種が、こんな風に芽を出してくれるなんて…。
今回はその“予想外のかぼちゃ物語”をシェアしますね。
捨てた種から立派なかぼちゃに
ふたき草ではゴミを減らす暮らしの一環として、家庭から出る生ごみをコンポストにしています。
いわゆる「堆肥化」ですね。
ある日、市販のかぼちゃを料理したときに出た種を生ゴミとしてコンポストへ。
「まあ、土に還ればいいや」くらいに思っていたのですが……
気づいたら畑の片隅からぐんぐんと芽を出し、
ツルを伸ばし、
葉を大きく広げ、
ついに野球ボールくらいのかぼちゃができてしまったのです。
「育てよう!」と頑張っても芽が出ない野菜もあるのに、
“捨てた種”から立派に育っていくなんて。
ちょっと悔しいけど(笑)、自然の力には本当に驚かされます。
今は娘と「ハロウィーンのジャックオーランタンに使おうか?」なんて話しながら、成長を楽しんでいます(^^)
おしべとめしべの秘密

実は、かぼちゃが芽を出すのは今回が初めてではありません。
ただ、前は花は咲いたけれど実ができませんでした。
その理由は――受粉。
かぼちゃの花には「おしべ」と「めしべ」があります。
・おしべ → 花粉を出す方
・めしべ → 実がなる方(小さな球体=かぼちゃの赤ちゃんが付いている)
この2つがうまく出会わないと、実は育たないんです。
自然の虫たちが手助けしてくれることも多いですが、
今年は「絶対に実を見たい!」と思い、めしべを見つけたらおしべの花粉をそっと付けてみました。
その結果……
今年はごろごろと実が!
市販のかぼちゃの種から、こんなに楽しませてもらえるとは思いませんでした。
これだから畑はやめられません。笑
獣害とのせめぎ合い

ただいま順調に育ってはいるものの、心配なのが獣害。
せっかく育ったかぼちゃを動物たちに食べられてしまうんじゃないか…とドキドキしています。
自然栽培や「足るを知る暮らし」では、虫も動物も“敵ではない”という考え方があります。
循環の一部として共にある存在。
でも現実には、まだ畑を「シェアの精神」でやれるほど環境が整っていないのも事実。
今年はネットなども検討しながら、できれば初収穫にたどり着きたいなと思っています。
まあ、動物に食べられてしまうのも自然の流れかもしれませんが…
やっぱりひとつくらいは自分の口に入れたいですよね。笑
まとめ:暮らしの中の小さな発見
「捨てたはずのかぼちゃの種が、畑で命をつなぎ、実を結ぶ」
たったそれだけのことかもしれません。
でもぼくにとっては、暮らしの中の小さな発見であり、自然からの贈り物のように感じています。
こういう瞬間が、「足るを知る暮らし」のおもしろさ。
“育てよう!”と構えすぎなくても、思いがけず豊かさはやってくるんだなと。
また進捗があれば報告しますね。
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日々のちょっとした発見や、自然と共にある暮らしのヒントを発信しています。
あなたの暮らしにも、ほんの少し“足るを知る”エッセンスを届けられたらうれしいです。
しゅんすけ