けん玉達人が教える、けん玉の魅力とコツ

教育・子育て・遊び

どうも。けん玉達人のしゅんすけです。笑
今回はいつもと少し趣向を変えて「けん玉遊び」についてです。このブログは「『足るを知る』暮らしと教育、時折おやつ」というタイトルでやらせてもらっているので、教育に関すること、子育てに関すること、遊びに関することもちょくちょく挟んでいければと思っています。興味のある人はぜひご覧ください。今回はけん玉についてです。

けん玉の極意「けん玉は『ひざ』でやる」

このブログを読んでくれている人で、けん玉をご存じない人はいないんじゃないかと思いますが、けん玉とは昔ながらのおもちゃで、大きさの違うお皿が3つとけん先と呼ばれる突起物がついた持ち手に、穴の開いた丸い玉が紐でついているものです。(けん玉の説明難しいですね。イメージできますか?笑)

遊び方は簡単で、大きさの違うお皿(大きいものから大皿、中皿、小皿)に玉を乗せたり、けん先に玉の穴をさしたりして遊びます。

けん先に玉の穴をさす「とめけん」と呼ばれる技は「けん玉ができる」と言えるかどうかの境界線みたいになっていて、玉をくるくる回してから挑戦する姿をよく見かけます。
※くるくる回すことで、玉を上に引き上げた時、穴が真下を向きやすくなります。

さて、お待たせしました!
実はぼく、けん玉が得意なんです!笑
ということで、今回は、けん玉に興味ある方のために、もしくは興味はないけど家にあったなーという方のためにけん玉の極意を勝手にお伝えします!

けん玉の極意。それはズバリ「ひざの使い方」です。
けん玉初心者が上達しない理由ナンバー1は、玉を上に引き上げる時に手の力だけで行ってしまうことにあります。

どういうことかと言うと、けん玉のスターティングポジションは持ち手を片手で持ち、紐と玉を下に垂らした状態です。(技によって違いはありますが基本の型です)

そして、その状態から玉を上に引き上げてお皿やけん先に乗せたりさしたりします。その時、手の力だけで引き上げてしまうと、玉が安定せず、狙った場所に引き上げることができません。

なので、引き上げる時は手を固定し、ひざの曲げ伸ばしで行うことが重要です。

さらに言えば、ひざを伸ばした時の反動で玉を上に引き上げ、お皿などの乗せる時に再度曲げることで衝撃を吸収し、狙った場所に乗せることができます。

「けん玉は、ひざに始まりひざに終わる」 byしゅんすけ

できないことができるようになる楽しさ

さて、興味ある人がいるかわからない、けん玉講座でしたが、お付き合いいただきありがとうございます。もし、けん玉教えて欲しいよーという人がいれば喜んでお教えしますので、ご連絡ください。

で、そんなけん玉ですが、最近は遊んでる子も少なくなった印象です。一時、クールジャパン的な感じで人気が再燃したようにも見えましたが、継続的に遊んでいる子はそれほど多くないですよね。

でも、ぼく自身はけん玉が好きで、大きな魅力があると思っています。
その魅力とは「できないことができるようになる楽しさを知ることができる」という点です。以前、竹鉄砲遊びの記事でも書かせてもらいましたが、現代には「遊ぶのが難しいおもちゃ」が少ないように思います。

「難しい→飽きる→やらない→できるようにならない」こんなサイクルの中で、できないことができるようになっていく体験っていうのが少なくなってきているような感覚です。

こういった体験って個人的には大切だと思っていて、「できるようになったらやろう」と思っていてはいつまでたってもできるようにはならないので、チャレンジすることが大切なんですが、「できない」ことにマイナスのイメージを持っているとチャレンジすることができません。

けん玉のような楽しい遊びの中で、こういったチャレンジする楽しさを感じ取れるようになれば、きっと人生に夢中になる人に1歩近づくんじゃないかなと思っているところです。

遊びと暮らし

そんなけん玉ですが、ぶっちゃけ言ってしまえば所詮は遊びです。
でも、遊ぶように暮らすことができたら素敵だと思いませんか。

けん玉がどうこうという話ではなく、日常的な暮らしの中で何かを作ったり、何かに挑戦してみたりすることを楽しむことができれば、足るを知る暮らしにグッと近づきます。

「暮らしに楽しむ心を」
そんな当たり前のことを気づかせてくれるのもけん玉の魅力の1つかもしれません。

(しゅんすけ)