どうもしゅんすけです。
2025年7月27日(日)。ついに念願の新フィールドでの初事業を開催することができました!
今回のテーマは一斗缶を使った親子でのピザ作り体験。メタルマッチでの火おこしから始まって、小麦粉から生地をこねて、自分好みにトッピングして―――。まさにゼロから作り上げるピザ作りに、参加者の皆さんも楽しんでもらえました。
当日の様子や新フィールドでの開催の感想、そして今後の予定についてちょこっと報告させていただくので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
なぜ野外ピザなのか?

実は今回で何度目かの野外ピザ体験の開催になるのですが、毎回開催するたびに「やっぱりこれはいいな」と思うんです。
その魅力を一言で表すなら、自分たちでゼロから作り上げる達成感だと思います。
普段、ぼくたちが食べているピザって、お店で注文すれば10分程度で出てきますよね。
でも、実際にゼロから作ろうと思うと、火をおこすところから始まって、生地をこねて、発酵させて、トッピングして、焼いて・・・と本当にたくさんの工程があるんです。
今回の参加者の皆さんも、最初は「本当にできるのかな?」といった表情でしたが、メタルマッチを使った火おこし体験では「おお!」と歓声が上がったり、生地作りでは「意外と簡単!」と驚いていたり。
小麦粉の状態から自分の手でこねた生地が、徐々にもちもちの生地に変化していく様子を見て、大人も子どもも目を輝かせていました。
まあ、やってみると意外と簡単なことが多いんですが、やるまでのハードルって結構高く感じますよね。
特に火おこしなんて「難しそう…」って思っちゃいがちですが、コツを覚えれば子どもでも上手にできるようになります。笑
一斗缶ピザ窯の魅力
今回使用した一斗缶ピザ窯、これがまた優れものなんです。
以前作り方を載せたことがあるので興味があればご覧ください。
一番の特徴は焼けるまでの時間が短いこと。普通のオーブンだと予熱だけで15分くらいかかったりしますが、一斗缶ピザ窯なら火が安定すればすぐに焼き始められます。
そして何より楽しいのが、火加減を自分でコントロールできること。「もうちょっと焼き色を付けたいな」と思ったら薪を足して火力を上げたり、「ちょっと火が強すぎるかな」と思ったら調整したり。この「自分でコントロールしている感」がたまらないんですよね。
今回は子どもたちが虫取りや草花摘みなどの自然遊びに夢中になっていたので、火の管理は主にぼくがやることになりましたが…!
でもそれもまた良し。子どもたちが自然の中で思いっきり遊んでいる姿を見ながら、ゆっくりとピザを焼く時間も贅沢でした。
味はどうなの?正直なところ
そして気になる味なんですが…
正直に言うと、ぼくはピザ作りの職人ではありません。めちゃくちゃ良い材料を使って、めちゃくちゃ上手に焼けるわけでもありません。技術的にはまだまだ改善の余地がたくさんあると思います。
でも、参加してくれた子どもたちが「今まで食べたピザの中で一番美味しい!」と言ってくれた時、はっとしたんです。
大事なのは他人の評価じゃなくて、自分がどう感じるかなんですよね。
自分で火をおこして、自分で生地をこねて、自分で好きな具材をトッピングして、みんなでワイワイ言いながら焼いたピザ。その過程と体験があるからこそ、きっと格別な味に感じられるんだと思います。
これって、ピザ作りだけじゃなくて、人生の色々なことに当てはまるような気がします。結果だけを見るのではなく、そこに至るまでのプロセスや体験を大切にすること。
野外ピザ作りを通じて、そんなことを改めて感じさせてもらいました。
新フィールドでの初開催!その感想は?

そして今回の一番のトピックが、新フィールドでの初開催だったということ。
正直なところ、開催前は色々と不安もありました。「参加者の皆さんに満足してもらえるだろうか」「設備は大丈夫だろうか」「何かトラブルが起きたらどうしよう」などなど…
でも、ひとまず無事に終了できて本当に一安心です。
今まで場所を借りて開催していた時は、どうしても色々な制限がありました。「火の扱いはここまで」「片付けはこの時間まで」「音は控えめに」など、気を使うことがたくさんあったんです。
でも、自分たちのフィールドなら基本的に何をしてもOK。自分たちが大切にしていることを、思いっきり大事にできるのが一番の魅力だと感じました。
例えば、子どもたちが虫取りに夢中になって、予定よりも時間が押してしまっても大丈夫。むしろ「それも含めて自然体験だよね」と思えます。大きな声で笑ったり、走り回ったりしても誰かに迷惑をかける心配もありません。
運営面でのメリット
事業運営の観点から見ても、自分たちのフィールドを持つメリットは大きいですね。
まず、道具の運搬が不要なのが本当に楽です。今までは車に一斗缶やテーブル、食材、調理器具などを積み込んで、現地で設営して、終了後にまた片付けて運んで…という作業が大変でした。
自分たちのフィールドなら、必要な道具は現地に保管しておけるし、「あ、これが足りない」と思った時もすぐに調達できます。今回も途中で「もう少し薪があった方がいいかな」と思って、すぐに追加で用意することができました。
それから参加者の皆さんにとっても、トイレがすぐそばにあるのは安心材料の一つ。特に小さなお子さん連れの方には「いつでも使えます」と言えるのは大きいですね。
今後の夢と展望
今回の初開催を通じて、改めて思ったのは「このフィールドを使って、もっともっと色々なことをやってみたい」ということです。
自然の中で、子どもたちや家族の皆さんに「普段はできない体験」を提供したい。そして、その体験を通じて「自分でやってみる楽しさ」や「みんなで協力する大切さ」、「自然の豊かさ」などを感じてもらいたい。
そんな夢を、このフィールドで実現させていけたらいいなと思っています。
今後の活動予定
ということで、初回のテオミルキャンプの報告でした。
今年の夏はまだまだ始まったばかり!今後の予定もお知らせしておきますね。
8月の予定
- 流しそうめん体験(夏と言えばこれです!)
- 親子キャンプ体験(テント泊にチャレンジしたい!)
秋の予定
- 栗拾い体験(拾った栗で栗ご飯とか作ります?)
- 干し柿づくり体験(昔ながらの保存食作りチャレンジ)
どの活動も「ゼロから体験する」ことを大切にしています。流しそうめんなら竹を切って、節を取って、傾斜を調整して…というところから。キャンプならテントの立て方から火の管理、野外料理まで一通り体験してもらいます。
「こんなことがやってみたい」「うちの子にはこんな体験をさせてあげたい」など、ご要望やアイデアがありましたら、お気軽にお問い合わせください。できる限り実現できるように頑張ります!(^^)
新しいフィールドで、新しい仲間たちと、素敵な体験を作っていけることを楽しみにしています。
では、今後ともよろしくお願いいたします。
しゅんすけ