とあるこども園にお邪魔したとき、木にぶら下がったタイヤブランコがありました。
それで遊んだ娘が帰り際にボソッと。
「うちにもこんなブランコがあったらなー」
……ん?
ちょっと待て。
君は父がブランコひとつ作れないと思っているのか?
ということで、帰宅した翌日にブランコ作りがスタートしました。
思い立ったが吉日。笑
ちょうど家の裏に転がっていた廃タイヤがあったので、今回はそれを活用して栗の木に設置してみました。
今回は、その時の様子を書いてみます。(^^)
タイヤブランコの作り方

まあ、作り方とか言うほどのことでもないんですが。笑
家にちょうどよく転がっていた廃タイヤ。
車に使われなくなっただけで、丸いし丈夫だし、座り心地は意外と良いし、子どもの遊具としては申し分なし。
まずはどの木に吊るすか選定から。
敷地の中で一番安定していて、幹も太い栗の木に決定しました。季節によって日陰もできて、遊ぶにはちょうどいい場所です。
秋に使う時は上から落ちてくる栗にご用心-――。
道具として準備したのは、
・丈夫なロープ(本当はもうちょっと太いのが欲しかった)
・カッターやナイフ
・脚立
このくらい。
DIYにしてはかなりシンプルな部類です。
ロープをタイヤに通して、木にかけて、結び目を固める。
作業の流れは単純ですが、やっぱり気になるのは安全性。
大きな輪を作って、タイヤをくぐらせる(カウヒッチ)で固定したのでほどけることはないと思うけど、いつかは切れるでしょう。
切れるまで遊んでくれたらいいな。(^^)
揺れ幅や高さもいろいろ調整して、娘が乗り降りしやすいベストポジションを探します。
ブランコって意外と奥が深い…。
タイヤブランコの出来栄えは?
完成して見てみると、思った以上に自然に馴染んでいて何だかいい感じ。
丸いタイヤがゆらゆら揺れているだけで、庭の雰囲気にちょっとした遊び心がプラスされたように見えます。
揺れ具合も十分で、座ってみるとおしりにフィット。
廃タイヤとはいえ、遊具としてのポテンシャルはかなり高いと再確認しました。
反省点としては、高さ調整が思っていた以上に難しかったこと。
ロープは伸びるし、タイヤの重みもあるし、乗る人の体重もあるし…。
何度か微調整しているうちに、結び目の職人みたいになっていました。笑
タイヤブランコで遊んでみて

そしてお待ちかね、娘が乗った瞬間。
目がキラッと光って、にんまり。
こども園で遊んだあのブランコが、自分の家にもできた!という嬉しさが全身から伝わってきました。
揺らしてあげると、キャッキャッと声をあげて大喜び。
「もっと押してー!」の連続で、こちらも腕がパンパンになるほど。
でも、それもなんだか嬉しい。
こんなに喜んでくれるなら、もっと早く作ってあげてもよかったかも?
今回のタイヤブランコ、まだ改良の余地はありそうです。
ロープを変えたり、もう少し高さを調整したり、二人乗りできるようにしたり…。
遊びながらアップデートしていこうと思います。
娘のひと言から始まった、ちょっとしたDIY。
たった一つのブランコでも、家の中に小さな楽しみが生まれて、親としてもなんだか幸せな気持ちになりました。
次は何を作ろうかな。
しゅんすけ
