クエッショニスト ~質問のボードゲーム体験会~

教育・子育て・遊び

どうも。しゅんすけです。
先日、クエッショニストというボードゲームの体験会を開きました。

クエッショニストとは質問のボードゲーム。
質問に答えたり、他の人の答えを聞いたり、はたまた質問を作ったり・・・。

そんなことを繰り返しながら「自分てこんなこと考えてたんだ・・・」「え。この人そんなこと思ってたの?」など、いつもと少しだけ違った世界をのぞき見する。そんなゲームです。(^^)

今回はそんなクエッショニストの紹介と、実際にやってみて感じたことを書きました。
ぜひご覧ください。

クエッショニストとは?

クエッショニストとは、質問を通して自分のことをよく知ったり、他人のことを理解し合ったりするゲームです。

ただちゃんと勝敗もあって、ゲーム中に答える質問には、本当の答えかウソの答えか、どちらを選んでもいんです。

そして、その他の人は、その答えが本当かウソか当てる。当たればポイントゲット、外せばポイント没収。
まあ、簡単言うと、そんな感じでポイントを奪い合うゲームです。(めちゃくちゃ簡単ですみません)笑

時間も30分くらいでできちゃうので、ちょっとしたレクリエーションに取り入れるのも面白そうだなーと感じました。(^^)

少しの緊張と新たな視点

ということで、体験会です。

今回は、ぼくと妻、娘に加え、いつもお世話になっている方にモニターになってもらって、計4人で実施しました。

知り合いですけど、いい大人が「じゃあ今からゲーム始めます」ってなると、なんか変に緊張しますね。笑

しかも「質問」のゲームとわかっているので、自分の内側を覗かれるようで、それもちょっと恥ずかしい感じもします―――。

でも、いざゲームが始まっちゃえば関係ありません。
なごやかな感じで進行しました。(^^)

ゲームの中でこんな質問がありました・

「あなたがいつかやってみたいことは?」
(言い回しは微妙に違うかもしれません)

んー。なんだろ。
少しだけ考えて「雑貨屋を開く」と答えました。

さて、本当でしょうか?ウソでしょうか?

正解は・・・

「本当です」

わかりましたでしょうか?

「そんなん知らんわ!」という突っ込みが聞こえてきます。笑

まあ、ぼくの心の内はどうでもいいんですが、こんな風に自分が普段考えないようなことを考えるきっかけになるんです。

ウソを言ってもいいというのが重要で。
ウソを言うためには本当の答えを自分で決めないといけないんです。
つまり、半強制的に考えちゃうし、納得しちゃう。

さっきの質問だったら、「あ、自分は雑貨屋やってみたいんだ」って気づくことになる。
自分のことは自分が一番わかってるって思ったら大間違いで、自分でも自分のことをよくわかっていない状態はあるあるです。

足るを知る暮らしで、自分が本当に大切にしたいものと向き合う暮らしを実践しているからこそ、強く感じたことでもありますね。

質問の力

質問には力があります。
教育に関わる仕事をしているので、子どもとの関わりの中で、どんな質問をしたらいいんだろう?と考えたこともあります。

でも、質問は難しく考えすぎず、相手のことを思っていればなんでもいいんじゃないかな?と今は考えています。

というのも、質問は発せられた時点で、相手の脳を自動的に動かす力があります。

「昨日の夜何食べましたか?」

こう聞かれると、脳は防御することはできません。
思い出したかどうかは別として、一瞬でも考えちゃったんじゃないでしょうか。

これが質問の力です。

あなたは何がしたいの?と聞かれれば、答えが出る出ないにかかわらず「何がしたいんだろう?」って考え始めるのが人間の脳みそです。

そして、考え始めたら、自動的に答えにたどり着くようにできてるんです。
本人が意識していなくても。です。

だから、答えが出なくてもOK。
いつか出るかもしれないし、長いこと出ないかもしれないし。

質問に触れるだけで、心が軽くなったり、自分の考えが整理されたりするわけです。
そんな経験一度くらいはあるんじゃないでしょうか。(^^)

ぜひ、そんな質問を暮らしに取り入れて「自分のことを改めて知る」機会を設けてみてはいかがでしょうか。

はい。
ということで、クエッショニストという質問のボードゲームの話でした。

今回は以上です。

(しゅんすけ)