どうもしゅんすけです。
8/17と23の2日間、ふたき草の新フィールドで 流しそうめんイベント を開催しました。
どちらの日もお天気に恵まれ、青空の下でアットホームな雰囲気の体験になりました。
「流しそうめん初めてです!」という方も多くて、みなさんの夏休みの思い出になっていたら嬉しいです。
今回は、参加者が自分で楽しむための関わり方についても書いてみたので、教育に関心のある人はぜひご覧ください。(^^)
夏といえば流しそうめん!


今回のイベントでは、流すだけでなく 竹のカップと竹箸を自分で作るところから体験 してもらいました。
のこぎりやナイフを使って、自分だけの竹食器をつくる――普段の生活ではなかなかできない体験です。
小さな子どもたちは「虫だ!」「カエル見つけた!」と早々に森へ気持ちが飛んでいき(笑)、保護者の方はのこぎりを引くたびに「これは腕にくるなあ…!」と苦戦。そんな姿も含めて、場全体がいい空気に包まれていました。
そして、いよいよ本番の流しそうめん。
キラキラ光る水が手作りの竹のレーンを流れていき、その水に押し流されるそうめんたち――。
その姿はまるで生き物のよう。


「いくぞ!」「とれたー!」
子どもも大人も、自分で作った箸を片手に真剣な表情でそうめんを追いかけます。
気づけば笑顔がはじけていて、やっぱり流しそうめんは夏の特別な体験だなと感じました。
正解はない、楽しむだけでいい

最終日にはちょっと面白い出来事もありました。
流しそうめんが終わった後、とある女の子が地面の石を拾って積み始めたんです。
それを見て「そういえば、ロックバランシングっていう遊びがあるな」と思い出して一緒に挑戦。
「これ崩れそう!」「わあ、まだ積める!」
気づけば10個まで積み上げ、予想以上に盛り上がりました。笑
でも、こういう遊びって学校だと「今は違うことをする時間でしょ」とか「集中力がない」なんて言われちゃうのかもしれません。
テオミルキャンプが大切にしているのは、正解はない・比べない・足るを知る ということ。
「与えられた正解」に合わせるんじゃなくて、「今ここで自分が楽しめること」を見つける。
それは流しそうめんでも石積みでも、なんだっていい。
自然の中で自由に遊んでみることで、そういう感覚を取り戻せる気がします。
できないときに、できないことを

もうひとつ印象的だったのは、うちの2歳の息子のこと。
流しそうめん用の竹を割るときにナイフを使ったんですが、それをじっと見ていた息子が、後から同じような動きを真似していたんです。
普通なら「危ないからやめなさい!」となる場面。
でもふたき草では、危ないからこそ“やってみる” を大切にしています。
もちろん最初から放置するわけじゃなく、正しい使い方を教えてから。
すると意外と子どもは危なっかしいことはしないし、むしろ「ダメ!」と取り上げるほうが危ない動きを誘発してしまうこともあります。
「2歳だから危ない」と言うけれど、じゃあ何歳になれば危なくなくなるんでしょう?
できるようになってから挑戦するんじゃなくて、できない時に“できないこと”をやってみる。
そうして初めて、少しずつ「できる」に変わっていくんだと思います。
これは子どもも大人も同じですね。
これからも、余白を楽しむ場を


そんなわけで、今年の夏休み最後のイベントも笑いと発見に包まれて終えることができました。
ふたき草・テオミルキャンプは、これからも「正解のない体験」を大切にしていきます。
興味のある方は、ぜひ ふたき草のLINEに登録 してください。
登録しておくと、次のイベント情報や参加募集をいち早くお届けします。
今後の予定は…
- テントでキャンプ
- 栗拾い
- 竹筒ごはん
- 釣り
- 焼き芋
などなど、季節に合わせた体験を企画中です。
「こんな体験をしてみたい!」というリクエストも大歓迎ですよ。
自然の中で、遊びながら学び、余白を楽しむ。
そんなキャンプを一緒に楽しみましょう。
よかったら、LINEに登録して「次はどんな体験があるんだろう?」と一緒にワクワクしていただけたら嬉しいです。
では、また次回のイベントでお会いできるのを楽しみにしています。
しゅんすけ