やよいです。
昨日、6月からスタートする自主保育「森のようちえん ておみる」の無料体験会を開催しました!
今回参加してくれた皆さんは、この場に参加するために保育園やお仕事をお休みしてわざわざ時間を作って来てくれた方たち。
「我が子との時間を大切にしたい」
「子どものやりたいことを尊重したい」
そんな気持ちで一緒に子どもたちを見守り合えたことが、何よりも嬉しかったです。
当日はとても暑かったのですが、暑さや寒さを肌で感じる経験自体が今の時代貴重なことかもしれませんね。
「自然」という変化がある環境の中、身体や五感を使って遊ぶことには沢山の刺激があります。
幼児期だからこそ「効率の良さ」や「誰かとの比較」を重視するのではなく「今の自分の気持ちを満たす遊び」をたっぷりとしてほしい。
そんな気持ちと場の必要性を、改めて強く感じました。
5/30(金)に最後の無料体験会を行いますので、興味のある方はぜひご参加ください!
ふたき草のラインを追加して「受付」から申込みをお願いします。
※公式ライン追加はコチラ!
みんなでお散歩

それでは当日の様子です。
この日をとても楽しみにしていた5歳の娘が、私の代わりに皆へ予定の確認や安全のための注意事項を伝えてくれました。
その後お散歩へ行ったのですが、一本道を娘が走って進んでいくのを皆で追いかける形に…。
ゆっくりお散歩というスタートではなかった、思いがけない始まりでした。(笑)
後で本人に聞いたら「橋まで早く行きたかった」とのこと。
行動の背景にはその子の気持ちがありますね。


天候も良く、鳥海山を見ながら沢山のお花に出会うことができました。
お花を他の子より多く摘むことに嬉しさを感じる子もいれば、色々な種類を摘む子、お父さんやお母さんにあげることに喜びを感じる子も。
一人一人違うので、やりたいことが違うのも自然です。
「こうしよう」という私からの提案は少なめですが、そんな子どもたちの姿を尊重しながら関わります。
選択が尊重され自分の気持ちが満たされるからこそ、やりたいと思ったことに出会った時「やってみよう」と思えるのではないかと考えています。
自分たちで「豚汁作り」


お散歩から戻ったら、皆で「豚汁作り」をしました。
子どもたちには、手で千切って食材準備を手伝ってもらいます。
豆腐は手で触るとぐちゃぐちゃになったので、スプーンですくってもらうことに。
「1人ずつやってほしい」と伝えただけで、子どもたちで順番を決め交代してやるルールが自然と生まれていたことに驚きました。
誰かが決めたルールではなく、自分たちで納得したルールというのが大事なんだと思います。
みんなの協力のおかげて、美味しい豚汁ができあがりました!

「きのこやにんじんはあまり好きじゃない」と言っていた子も沢山食べ、自分で作った喜びが美味しさの隠し味になっていたのかもしれません。
「星型のにんじんが2個入ってまーす!」と俊輔から楽しいアナウンスがあったので、
にんじんに出会いたくて何度もおかわりする子も☆
その後もそれぞれ自由に遊んで過ごしました。

その時間をあえて作る価値

色々なことがある普段の生活では、思うように子どもと関われる日ばかりではありません。
でも、「危ないから」「他の人に迷惑がかかるから」
そんな理由だらけで子どもに制限をかけることは、親子ともにストレスが多いと感じています。
失敗も含め「体験の機会」を奪うことにも繋がります。
今回のように広々とした空間で、子どもの姿を見守り合いながら
「子どもと過ごす時間にだけ集中できる時間を作ってみる」
そうすることで親も子も少し気持ちが楽になるかもしれません。
大切にしたい価値観が近しい人たちと、時間を共にできる心地よさ。
そんなことを感じた無料体験会でした。

体調不良等での直前キャンセルもあり残念ながらお会いできなかった方もいたので、ぜひ次回(5/30金)や6月以降の自主保育に遊びに来てもらえたら嬉しいです。
5/30の無料体験会の申し込みは、まだ受付中です。※先着順
ふたき草のラインを追加後「受付」から申込みをお願いします。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました!
ps.新聞記事の取材で、記者の方もフル参加してくださいました。後日紹介されたらお知らせします。
(やよい)