以前、当時5歳の娘と家のお風呂に入っていた時の話。
わが家のお風呂は一般的な浴槽とシャワーのついた洗い場があるつくりです。
確かその時は10月くらいで、少しずつ寒さが身に染みる季節でした。
なので、1人がシャワーを使って体を洗っている時は、もう片方が浴槽に浸かるスタイルでできるだけ体を冷やさないようにしてたんです。
で、そんなスタイルで体を洗っている時の問題が1つ。
娘が洗っている時にシャワーの流れ玉がめっちゃかかるってこと。笑
かかる度に「シャワーかかってる・・・!」と指摘して「あ、ごめん」と娘が謝る。
そんなことが何度かありました。
そんなやりとりが数回続いたある日。
いつものようにお風呂に入って、ぼくが体を洗っていると、浴槽で温まっている娘が目に入りました。
「もしかして、浴槽でシャワーをかけられると、どんな気持ちになるかわかってないのかも?」
そんな、今思えば最低な発想のもと、ぼくは体を洗うふりをしながら娘の方にシャワーを向けてみました。笑
すると、シャワーを浴びた娘は、顔を背けてシャワーの攻撃を回避しつつも反応はなし―――。
「あれ?おかしいな」
と思いもう一度攻撃(最悪。笑)
それでも反応なし。
なので、とりあえずその場は攻撃をやめ、ぼくも浴槽に入ることに。
そしてその後、なんでシャワーがかかっても何も言わなかったのか聞いてみました。
すると・・・
「私もシャワー間違ってかけちゃうことあるから、お父さんも間違っただけだと思ったから」
とのこと・・・!
衝撃でした。
そして、過去の自分をぶん殴りたい気持ちでした。笑
ぼくは娘に「人は、人に迷惑をかけずに生きていくことはできない。だから、人に迷惑をかけられても許せる人になれるといいね」。と言っています。
以前、インドではそんな風に教育するって聞いて、いいなーと思ったらからです。
でも、実際には幼少期から身につけられた「人に迷惑をかけない」ことを正解とし、自分が人に迷惑をかけられることを許せてなかったんだと気づかされました。
5歳の娘に頭が上がりません。
でも、その時の出来事を受けて、より難しいことだとは認識しつつ「人に迷惑をかけることを恐れず」「人の迷惑を許せる」ようになりたいと感じたのでした。
あなたはどんなことを許しますか?
ふたき草 伊藤俊輔
